日本のものづくりを、世界が憧れる「本物」へ。伝統工芸プロデューサー 石川義紀

名前
石川義紀
会社名
有限会社Style501
キャッチコピー
日本の職人は、世界一だと信じている。
一言
何度も諦めかけた。
それでも「日本のマイスターは世界一」という確信だけは手放せなかった。
その一点で25年間走り続けてきた伝統工芸プロデューサーの、本気の話です。

あなたは「伝統工芸って素晴らしい」と思いながら、日常で手に取ったことはありますか。
多くの方がそう感じながら、それ以上の接点を持てないでいます。
石川義紀は、その「わかってるけど届かない」距離を、25年かけて縮め続けてきた人です。

伝統工芸が「知られているのに売れない」本当の理由

伝統工芸品は、機能性でも品質でも劣っていません。
むしろ、現代の工業製品では決して再現できない技術と歴史を持っています。

でも、多くの方はこう感じていませんか。

「素晴らしいのはわかる。でも、自分には関係ない気がする。」

これは、職人と生活者のあいだに、ストーリーをつなぐ人がいないからです。
誰もが憧れるブランドには必ず「語れる物語」があります。
伝統工芸に足りていたのは、技術ではなく、その物語を届ける仕組みでした。

石川義紀がやっていること

伝統工芸の「総合商社」として、職人と市場をつなぐ。

石川さんの役割は、ひとことで言えば「現場監督」です。
作る人たちをハブとして束ね、それを届けるための文脈と販路を設計します。

具体的には、次のようなことを行っています。

異分野の職人同士をコラボさせる
江戸扇子の職人・松井さんと、下町の革職人。
「扇子を革で作る」という前代未聞の挑戦に1年をかけて伴走し、誰も見たことのない商品を世に出しました。
職人が職人を助ける、その瞬間が生まれることを信じて橋を架け続けています。

憧れのコンテキストに乗せる
ローリングストーンズとのコラボ商品を東京タワーのイベントで販売。
海外アーティストや著名人の文脈に伝統工芸を乗せることで、「素晴らしいのはわかる」から「欲しい」に変えていきます。

全国の職人をつなぐプラットフォームを構想する
栃木の職人たちとご当地扇子プロジェクトを進行中。
47都道府県それぞれに、地元を語れるアイコンをつくる、というビジョンで動いています。

この人に関わると、何が変わるか

  • 「いつか売れるといいな」という状態から、売れるための文脈と動線が整う
  • 孤立して作り続けていた職人が、仲間と手を繋いで動ける環境が生まれる
  • 自分たちの商品が「日常品」から「憧れのアイコン」として語られるようになる

なぜ、石川さんに頼むのか

流通や販売の専門家は他にもいます。
でも、石川さんが選ばれる理由はひとつです。

「ものづくりをしている人たちへの、本気の敬意と愛情がある」ということ。

コンサルタントとして関わるのではなく、一緒にリスクを取って、職人の現場に入っていく。
誰かがやらないといけないからではなく、「この人たちを助けたい」という衝動から動いてきた人です。
25年、その気持ちだけで走ってきた現場の言葉には、どんな資料よりも重みがあります。

25年間、「もう諦めよう」と思いながら、諦められなかった男の話

「いつかは淘汰されちゃう。」

そう自分に言い聞かせたことが、何度あったかわかりません。
若い頃から伝統工芸のプロデュースに関わってきた石川義紀は、
20年をかけて、この言葉と何度も戦ってきました。

「なんとかなるだろう」が、「もう時間がない」に変わるまで

30代のはじめから伝統工芸の世界に入り、25年が経ちます。

最初のうちは「いつかきっと、世の中が気づいてくれる」と思っていました。
でも20年経って、現実はもっと厳しかった。

着物を本業で作っている職人は、ほぼ「歯抜け状態」。
バイトをしながら、好きな着物を細々と作り続けている。
それが全国規模で起きていると知ったとき、20年前とは違う重さで「もう時間がない」という言葉が体に刺さりました。

わかってはいた。
でも、肌で感じる「切迫感」はまったく別物でした。

自分の中にあった「諦め」と、手放せなかった「確信」

正直に言えば、何度も諦めかけました。

「同情したって、自分の生活をリスクに晒してまでやることか。」
「歳を重ねるごとに、もう無理かって思うようになってきた。」

それでも、どこかで手放せないものがあった。

「日本のマイスターは絶対に世界一だ」という確信です。

どれだけ諦めても、この一点だけは揺らがなかった。
それが石川さんを、25年間この世界につなぎ止めてきたものでした。

職人が職人を助けた、あの瞬間

転機は、江戸扇子の職人・松井さんとの出会いでした。

松井さんは、江戸扇子を一人で守り続けている職人です。
「この人しかいなくなったら、どうなる。」
石川さんが長年抱えていた恐れが、目の前でリアルになった瞬間でした。

松井さんを助けたい。
その一心で、下町の革職人に声をかけました。
「扇子を革で作れませんか」と。

最初は、当然のように断られました。

「そんなことできるわけない。」
「業界が違うのに、何をしているんだ。」
「そもそも用途が違う。」

1年間、石川さんは橋を架け続けました。
叱られながら、壁にぶつかりながら。

でも途中で、何かが変わりました。

「松井さんが一人しかいない」という事実が、革の職人たちの心を動かした。
技術を持つ人間同士が向き合ったとき、言葉よりも技術で対話が始まった。
「こうしたらできるんじゃないか。あの方法はどうだ。」

気づいたとき、石川さんは外れていました。
職人が、職人を助けていた。

そして、革のように薄い扇子が出来上がった。

「これ、すごい。」

体が震えました。
でも職人たちが嬉しがっていたのは、商品への感動ではなかった。

「松井さんを助けられた。」

それが嬉しかった、とみんな言っていた。
その言葉を聞いたとき、石川さんは「この25年間は、間違っていなかった」と感じました。

これから実現したい未来

ローリングストーンズとのタイアップが決まり、20代の若者が江戸扇子に手を伸ばし始めた今、
石川さんの中でひとつの確信が育っています。

「日本人が、日本のことを知らなすぎる。」

伝統工芸を広めたいというより、日本人が自分たちの宝に気づく「きっかけ」を作りたい。
扇子ひとつで地元の歴史を語れる若者が増えれば、職人の仕事は自然と続いていく。

大きくしなくていい。
派手にしなくていい。
ただ、みんなが手を繋いで、なくしてはいけないものを守っていく。

その「仲間」を、石川さんは今も探しています。

「この人と一緒にやりたい」と思ったなら、それが答えです

伝統工芸を守りたい気持ちはある。
でも一人では限界を感じている。
どこに声をかければいいかわからない。

そんな方に、石川義紀は話しかけたいと思っています。

こんな方に、ぜひ読んでほしい

  • 職人として、自分の技術を次の世代に残したいと考えている
  • 伝統工芸に関わる仕事をしているが、販路や発信の方法に迷っている
  • 石川さんの活動に共感して、何かしら一緒に動きたいと感じた
  • 地元の伝統産業をなんとかしたいが、どこから手をつければいいかわからない
  • 「仲間が欲しい」と思っている

まずは、気軽に話しかけてみてください

「具体的に何かお願いしたいことがある」でなくても、大丈夫です。
石川さんが大切にしているのは「仲間を増やすこと」です。

何かを売り込まれる場所ではなく、
同じ方向を向いている人と出会う場所として、連絡してもらえれば嬉しいと話していました。

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この記事を書いた人

モモデジ保健室さゆみ先生

モモデジ保健室さゆみ先生AIインタビューライター / 苦手な人に寄り添うITサポーター

デジタルが苦手な経営者の“やさしく整える伴走”をしています。
AI・PR・ストーリー・ドキュメンタリー制作など幅広く支援しています。

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